eclipseでWildFlyの開発環境を作る

はじめに

Java EE技術がOracleからEclipse Foundationに移管され、Java EE8の後継で完全互換なJakarta EE 8が2019年9月にリリースされた。そのJakarta EE 8 TCKの承認を受けたWildFly の最新版(2020年5月時点)を使って、Java開発環境をeclipseで作ってみる。

  • Eclipse IDE 2020-03(Eclipse IDE for Enterprise Java Developers)
  • WildFly 19.1.0.Final
  • OS: CentOS 7.5

環境構築

WildFlyのインストール

WildFlyのホームページから19.1.0.Finalをダウンロードする。

インストールはただ解凍するだけ。

# tar xvfz wildfly-19.1.0.Final.tar.gz 
wildfly-19.1.0.Final/
wildfly-19.1.0.Final/bin/
wildfly-19.1.0.Final/bin/client/
wildfly-19.1.0.Final/standalone/
wildfly-19.1.0.Final/standalone/configuration/
wildfly-19.1.0.Final/standalone/lib/
(略)

管理者パスワードを設定

# cd /opt/wildfly-19.1.0.Final/bin
# ./add-user.sh
What type of user do you wish to add? 
 a) Management User (mgmt-users.properties) 
 b) Application User (application-users.properties)
> (a)を選択 

Enter the details of the new user to add.
Using realm 'ManagementRealm' as discovered from the existing property files.
Username : admin
User 'admin' already exists and is disabled, would you like to... 
 a) Update the existing user password and roles 
 b) Enable the existing user 
 c) Type a new username
> デフォルトでadminは存在しているようだ。(a)を選択 (wildfly 10の頃はなかった記憶が...) 

Password recommendations are listed below. To modify these restrictions edit the add-user.properties configuration file.
 - The password should be different from the username
 - The password should not be one of the following restricted values {root, admin, administrator}
 - The password should contain at least 8 characters, 1 alphabetic character(s), 1 digit(s), 1 non-alphanumeric symbol(s)
Password :  <パスワードを設定>
Re-enter Password : 

起動確認

以下のコマンドでサービスを起動します。

# ./standalone.sh

管理コンソールから先ほど設定した管理者でログインできることを確認する。

コンソール画面が表示されればOK。

eclipseのインストールと起動

eclipseのホームページからEclipse IDE 2020-3をダウンロードする。

Webサービス、JPA、JSFなどを含むEnterprise Java Developersを選択する。

適当なディレクトリに解凍する。ここでは/root/eclipseとする。

# tar xvfz eclipse-jee-2020-03-R-incubation-linux-gtk-x86_64.tar.gz -C /root
eclipse/
eclipse/p2/
eclipse/p2/org.eclipse.equinox.p2.engine/
eclipse/p2/org.eclipse.equinox.p2.engine/profileRegistry/
(略)

日本語化プラグインpleiadesをダウンロードする。

適当なディレクトリに解凍する。ここでは/tmp/pleiadesとする。

# unzip pleiades.zip

featuresとpluginsディレクトリ配下をeclipseのインストール先にコピーする。

# mv features/* /root/eclipse/features
# mv plugins/* /root/eclipse/plugins

eclipse.iniファイルの最終行に以下2行を追加する。

# cd /root/eclipse
# vim eclipse.ini
(略)
-Xverify:none
-javaagent:/root/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

初回なのでキャッシュはないが、一応キャッシュクリーンオプションを付けて起動する。

# ./eclipse -clean &

しばらくすると、ワークスペースをどこにするか聞かれるので適当なディレクトリを入力して、起動する。

WildFlyサーバの登録

eclipse上にWildFlyサーバを登録します。

作成するサーバタイプを聞かれるので、WildFlyを選択して次へ進みます。選択後にソフトウェアのダウンロードが始まります。

ソフトウェア更新のために再起動します。

eclipseの再起動後に、改めて新規サーバの作成をクリックします。すると以下のようにWildFly19が選択できるようになっているので、選択して次へ進みます。

まだランタイムを作成していないので、サーバーへのランタイムを割り当てます。

先ほどインストールしたWildFlyのホームディレクトリを入力します。構成ファイルは色々試したいのでfullにします。

開発ソースはまだありませんが、とりあえずeclipseからサーバを起動してみます。

ブラウザから8080にアクセスすると、無事、サンプルページが起動していることを確認できます。

これで環境は整ったので、あとはプロジェクトを作成してサンプルプログラムを動かしたりしていきます。

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